投稿日 : 2008/08/07 11:42 投稿者 : 72+ 俺は掘直也。16。 付き合ってるのが加藤由奈。 同棲してて、こどももできた。 でも予定日過ぎても全然出なくて、12ヶ月に入ったそうだ。 いつ産まれてもおかしくない。 しかし俺はそのこどもの為にもずっとバイトをしていた。 深夜のコンビニだけど。 そして12月のある日の休憩時間のときケータイに着信が入った。 由奈からだ。 少しドキドキしながらも出る。 「もしもし?」 「もしもしッ 由奈ッ ぁあッ 今っ陣痛きててぇっ 場所は・・・んぁあッ」 そこできてしまった。 店長に許可をもらい、急いで外にでる。 顔が凍るほど寒かった。 さっきの電話じゃ家とか病院な訳はないし、とにかく探しまわった。 すると路地裏にチラッと由奈によく似た人影が見えた。 恐る恐る戻り、覗く。 それはあきらかに由奈だった。 投稿日 : 2008/08/09 18:10 投稿者 : 72+ 「おい由奈っ! 大丈夫か?」 急いで駆け寄り、抱き上げようとした。 だけど 「さわんないでッ!」 手を払いのけられた。 「だいたいあんた誰よッ っぁあっ」 意味が分からない。 「いや、だから俺は由奈を・・・」 「・・・由奈がどうしたのっ? 由奈はアタシの双子の妹なのっっ! ーっ」 |