投稿日 : 2007/02/26 05:10 投稿者 : ちぃ坊 むかしむかし ある国に、それは仲の良い王さまと女王さまがおりました。 そして、今まさに二人の間に新しい家族が生まれようとしておりました。 ここは城内の産室、女王さまはそこで、すでに三日も苦しんでいました。 「んんぅぅ、、、はあぁ、はあぁ、はあぁ、、ま、まだ、、、産めないの、、、ですかぁ、、、?うぅ、、、」 女王さまは産婆に問い掛けました。 女王さまは、出産の進みが悪く三日間ほとんど寝る暇もなく苦しんでいたのでした。 「女王陛下、御恐れながら、このままでは女王陛下はもとより、お腹のお子さまの御命も危のうございます。」 「っはあぁ、はあぁ、そ、そんな!っうぅ、、、んっはぁ、はぁ、わ、、、私は、、、どうなっ、、、てもかまいません、、、」 そういうと、今までシーツにしがみ付いていた手を離し、大きく迫り出した腹を優しく撫でながら続けました 「はぁ、、、はぁ、、、でも、この子だけは、、、はぁ、はぁ、この子だけは助けて下さっ、、、んんぅぅ!ああぁぁっ!」 女王さまは再びシーツをきつく握り締めると苦しそうに身悶えました。 「致し方ないようですな、、、。」 女王さまの苦しみ様を見た産婆は、何かを諦めるようにそう呟くと、近くにいた二人の侍女を呼びました。 「あなた達で女王陛下をしっかり押さえて下さい。」 「わかりました。」 二人の侍女が女王さまを両脇からしっかりと押さえたのを確認すると、産婆は女王さまの膣に指を滑り込ませ、奥の子宮口に触れました。 「っあぐぅ、、、ぅ、な、何を、、、するの、、、で、ですか?」 突然の出来事に苦しみ悶えていた女王さまも驚きの声を上げました。 「女王陛下、今しばらくのご辛抱をっ!」 そういうと産婆は、少し開いていた子宮口から指をねじ込み、指で押し開き始めました。 「っっ!!あ゛あぁぁっ!ぎゃああぁぁ!やめ゛でぇぇ!いぎゃあぁっっ!」 女王さまの体を凄まじい痛みが貫き、その痛みに叫び声を上げました。 「っ女王陛下!もう少しでございます!二人ともちゃんと押さえなさい!」 あまりの痛みに女王さまが叫び狂う姿に侍女達は思わず目を伏せ震え上がり、 隣室の王さまとお付きの者はその叫び声に「何事か」と慌てふためきました。 「がぁぁっ!ぎゃああぁぁ!ぁぁああ止めてぇえっ!止めてぇええ!」 「もう少しの辛抱ですっ!」 尚も続く女王さまの叫びは、城中を震え上がらせ国中に轟きそうな程でした。 「もう、もう終わります。女王陛下!」 「ぁぁああ!ぁぁああ!早くっ!早く止めてぇえ!」 そして、ついに産婆の手により女王さまの子宮口は全開になりました。 「女王陛下!息んで下さいませ!」 しかし、三日間も苦しんだ挙げ句、断末魔のような叫び声を上げていた女王さまは息む力もほとんどありませんでした。 「っうぅ、、、んんぅ、、、んっ、、はぁ、はぁ、、、無理、、、無理です、、、力が、、、入らないっぅう、、、」 さっきまでの大暴れから一転、産み綱すらまともに掴めない程に女王さまは疲労困憊しておりました。 「、、、はぁ、はぁ、、、私は、、、もう、息めません、、、はぁ、はぁ、、、お腹を押して、、、この子を、、、出してあげて下さい、、、。」 女王さまは産婆に頼みました。 「女王陛下、お恐れながら、、、このままでは陛下のお命も、、、」 「分かっています、、、んっぅ、、、この子さえ、、、無事なら、、、ぅ、、、か、かまいま、、、せん」 「分かりました。これもまた苦しいですが、我慢して下さい。」 そうして産婆は女王さまの腹にまたがると、ぎゅうぎゅうと力一杯押し始めました。 「っがぁ!っぐぅう、、、うっぐ、、、んっ、、、っうぅ、動、、くぅ、、、っくるぅっ!」 すると突然、女王さまの膣口のあたりがポッコリと盛り上がり、割れ目から微かに濡れた黒髪の児頭が見え始めました。 「頭が見えてきます!もうすぐ出てきますよ!」 産婆は励ますように声を掛けながら押し続けました。 「あっ!うぐぅ!ひぃ、広がるっ、、、んっああぁぁ!出る!出るぅぅっ!」 ずぼぢゃっ! ついに、大きな音をたて女王さまの膣から頭が飛び出しました。 「頭が出ました!分かりますか女王陛下!」 「っ、、、えぇ、わかる、、、わかるわ、、、私の、、、はぁ、はぁ、あ、赤ちゃん、、、もうすぐ、あ、会えるわね、、、」 頭が出ると産婆は再び女王さまの足の間に戻り子供の頭を支えた。 「ここからは息みはいりません。ハッハッと短く息をして下さい。」 女王さまは言われた通り呼吸をし、それに合わせて産婆は少しづつ子供を引き出しました。 「ハッハッ、、、ハッハッ、、、あぁ、、、もぅ、、生まれ、、、るぅうっ!」 ずるぅっ! 「んぎゃ、、、ほぎゃ、、、ほぎゃ、ほぎゃ」 ついに、雪のように真っ白い肌の可愛い女の赤ちゃんが生まれました。 「女王陛下!生まれました!よく頑張られました」 「あぁ、、、抱かせてちょうだい、それに王もここへ呼んで下さいな」 侍女が王さまを呼びに行くと、今か今かと待ちわびていた王さまは女王さまの元へ駆け込んできました。 「おぉ!よく頑張ったな。一時はどうなるかと思ったが、なんと美しい娘だ。」 「あなた、、、その子の名前は、、、白雪に、、、いた、、、し、、、」 「おぉ、白雪か。良い名だ!さぁ、ゆっくり休むが、、、っ!?」 王さまが女王さまの顔を見ると、力尽きた女王さまは眠るように亡くなっていました。 投稿日 : 2007/02/27 04:47 投稿者 : ちぃ坊 ~十数年後~ 王さまは新しい妃をめとり、白雪姫はその名の通り、 白雪の様に白い肌にバラのような唇、黒檀の様な髪の美しい少女へと成長しておりました。 ところが継母は、白雪の美しさを嫉み、狩人に殺すように命じました。 「狩人さん、いったいどこまで行くのですか?」 「あ、あぁ、もうすぐそこです白雪姫」 狩人は森の奥へと白雪姫を連れ出しました。 「こんな所まで来てどうするのですか?」 「私は、あなたを殺せと命じられたんだが、殺してしまうのは勿体ない。逃がしてやるからその代わりっ」 そういうと狩人は突然白雪姫を押し倒しました。 「きゃぁあ!やめて!何するのっ!」 白雪姫は必死で抵抗しましたが、大の男の力には全くかないませんでした。 「っ命を助けてやるんだ!このくらいヤらせてくれたって損はねぇだ、、、ろっ!」 そう言うと、狩人は太く硬くなった茎を処女だった白雪姫に突き立てました。 「っいだぁああいぃ!っいやぁぁああ!やめてぇ!助けてぇえ!」 白雪姫は泣き叫びましたが、森の奥深くでは誰にもその声は届きませんでした。 「ははっ!さすがだなぁ、よく締まってて最高だぜっ。」 狩人は白雪姫を散々弄び、夕暮れ頃放心状態の白雪姫を残して去っていきました。 「なんで、、、こんな、、、」 正気に戻った白雪姫は痛む体でヨロヨロと森の奥へと歩きだしました。 しばらく行くと、目の前に小さな家が現われました。 「助けて下さい、、、」 そう言ってドアを叩くと、白雪はそのまま気を失ってしまいました。 次の日、白雪姫が目を覚ますと、そこは七人の小人の家でした。 そして、白雪姫が継母に命を狙われていることを話すと、小人達はかくまってくれると言いました。 そして白雪姫はお礼に家事を手伝いながら、しばらくは楽しく暮らしていました。 ところがある日 「白雪、少し太ったかい?」 女の小人が尋ねました。 「えぇ、そういえばお腹の辺りがキツいわ」 白雪姫は恥ずかしそうに答えました。 この時はまだこの先に待ち受ける大きな変化に誰も気付いていなかったのです。 そして、さらに暫らく経つと白雪姫の体は、誰の目にも明らかに変わっていました。 「これは、どうなってるの?私、病気なの?お腹ばっかり、、、こんなに」 白雪姫の体は、相変わらず美しかったものの、その幼い体にはアンバランスに腹部だけが異様に膨れ上がっていました。 「なんで?何でお腹ばっかりこんなに大きくなるの?それに時々、、、っあ痛い!何かがお腹の中で動いてるのよ」 白雪姫は何が何やら分からず、怖がり、泣きだしそうになっていましたが、小人達にはこれが何を意味するのかハッキリ分かっていました。 「白雪、よくお聞き。おそらくあなたは身籠っているわ、、、いえ、確実に!」 女の小人が白雪姫の横に座って話し始めました。 「身籠ってるって?何?どういう意味なの?」 「身籠るってのはあなたのここに赤ん坊がいるって事さ」 小人は白雪姫の手を取ると、大きく迫り出した腹へと置きました。 「赤ん坊?赤ちゃんが、、、私のお腹の中にいると言うの?」 「そうだよ、時々動いてるのがそうさ」 「でも、なんで?なんで赤ちゃんが?」 白雪姫は全く無知だったのでした。 「そのことなんだがね、、、白雪が私たちの所へ来た日、あなたはボロボロになっていただろう? あの時、本当は男の人に襲われたんじゃないのかい?」 白雪姫はそれには答えず、目を伏せて俯いてしまいました。 「そうか、やっぱりね。きっとその時だね、、、」 小人は深くは追求せず呟きました。 「ねえ?どうしたら治るの?どうやったら出せるの?」 「これは病気じゃないんだ、生まれるのを待つしかないんだよ。」 「生まれるのをってどうやって生むの?怖いよ、、、」 白雪姫はまた泣きだしそうになっていました。 「大丈夫。私たちがついてるわ。さぁ、心配しないで今日はもう寝なさい」 そういうと小人は白雪姫の頭を優しく撫でて寝かしつけました。 |