浦島太郎


投稿日 : 2006/10/05 00:40 投稿者 : ちぃ坊

むかしむかしある所に浦島太郎と言う、たいそう心の優しい若者がおりました。

ある日、浦島が海辺を歩いていると村の子供たちが大きなウミガメをいじめている所に出くわしました。
「お前達!何をしてるんだ!!」
浦島が叱ると子供たちはウミガメを置いて一斉に逃げていきました。
「可哀相に、大丈夫か?」
浦島が駆け寄るとウミガメはゆっくりと振り向き
「助けて頂いてありがとうございました。」
と、言いました。
「お前、言葉が話せるのか!?」
「はい。私は乙姫さまに仕える亀でございます。ぜひお礼をさせていただきたいのでご一緒に龍宮城まで来ていただけますか?」
そういうとウミガメは浦島を背に乗せて海へと入っていった。
「お、おい!?乙姫さま?龍宮城?何なんだそりゃ??」
「龍宮城はこの海の底にあるお城でございます。そして乙姫さまはそのお城に住まわれる姫君にございます」
そういうとウミガメはどんどんと海の底へと進んでいきました。
「さぁ、見えて参りました。あれが龍宮城でございます。」
そういわれて浦島が見ると、目の前にとても大きな城がそびえていました。



投稿日 : 2006/10/06 02:39 投稿者 : ちぃ坊

「さぁ浦島様。こちらへどうぞ」
浦島が通された部屋では男たちの演奏に合わせきらびやかな衣裳の女たちが踊り、その奥には席が設けられ一人の女性が座っておりました。
浦島が踊り子の一人に手を引かれその女性のそばまで行くと
「このたびは私どもの仲間を助けて頂きましてありがとうございました。私はこの城の姫、乙姫にございます。どうぞ存分に楽しんでいって下さいませ。」
といい乙姫は浦島を隣に座らせ、沢山の酒や料理を振る舞いました。

 パン!パン!
浦島もすっかり酔いが回ってしまった頃、乙姫が立ち上がり手を叩くと、それまでお祭騒ぎを繰り広げていた者達は部屋を出てゆき広間には浦島と姫の二人きりとなりました。
「乙姫さま?これは一体?」
「浦島様、私はこの国の為に世継を産まねばなりません。」
そう言って乙姫は浦島に寄り添い
「どうか私と契りを結んで頂けませんでしょうか?」と言いました。
浦島は突然の申し出に驚き
「え?でも、そんな、そんなこと・・・」
と、しどろもどろしていましたが
「お願いいたします!浦島様との子が欲しいのです。」
そう言われ乙姫に押し倒されてしまいました。
「ほ、本当に私などでよろしいのですか?」
「もちろんでございます。私と契って下さるのですね」
そういって乙姫が着ていた着物を脱ぎはじめると真珠の様に透き通った白い肌があらわになりました。
浦島は起き上がり先程とは逆に乙姫を仰向けに押し倒すと、その珊瑚のような薄桃色の唇に口付けしました。
「あなたはとても美しい・・・」
そういうと乙姫の中に自分自身をうずめました。
「あ・・んふぅ。浦島様ぁ・・」
乙姫は浦島の首に腕を回しきつく抱き合いました。
そして二人しか居なくなった広間には先程までの宴会の騒がしさに変わり二人の声や濡れた秘部を浦島のものが出入りする厭らしい音が響いていました。
「うっん・・乙姫さまっ、で、出そうですっ・・」
「っはぁ、っはぁ、あっ・・中に・・私の奥にお出しくださいっ・・子を授けてください」
「っはい。では、出しますっ!うっ」
ドクッ・・ドクドクドク
「っあぁ、熱い・・熱い浦島様の種が・・私の中にぃっ・・満たされてくぅ・・」
こうして二人は一晩中抱き合い明け方近くに疲れ果て繋がったまま眠りにつきました。

昼を過ぎた頃、浦島が目を覚ますと一緒に寝ていたはずの乙姫は先に起き、ちょうど侍女に手伝われ着替えをしているところでした。
「浦島様。お目覚めになられたのですね?」
そう言って振り返った乙姫の姿に浦島は驚いた。
「お、乙姫さま・・あの、その腹は?」
そういって浦島が指差した乙姫の腹は昨晩とは違いぽっこりと膨らんでいました。
「はい。世継が授かったのでございます。あと2、3日もしましたら産まれますでしょう。浦島様のお陰でございます」
そういうと乙姫は嬉しそうに腹を撫でた。
「え?で、ですが昨日の今日でそんなに?それに、子は十月(とつき)経たなければ産まれないのでは?」
「はい。私どもの世界は浦島様の世界とは異なった時の流れ方をしております。ですから子も早く育つのでごさいます」
そういうと乙姫は侍女に浦島に服を渡す様に言い
「今日はこれをお召しくださいませ。これから城の中を散歩いたしましょう?」
と、誘いました。

そして浦島は乙姫に案内され城の中庭に出ました。
「浦島様、お腹を触ってみてくださいませ。とても元気な子で、よく動くのですよ」
そう言って浦島の手を取り腹に当てました。
「わ!ほんとだ・・」
「今日も蹴飛ばされて目が覚めたくらいなのですよ」そういって乙姫は腹をさすりながら笑いました。
それからしばらく二人は中庭で過ごしました。



投稿日 : 2006/10/07 02:51 投稿者 : ちぃ坊

そして浦島が龍宮城へやってきて3日目、その言葉通りに乙姫は出産の時を迎えておりました。
「あ゛あぁぁぁっ・・んぅぅ・・っはぁ、っはぁ・・っう、浦島・・さまは・・?」
「ただいまこちらに向かっております。さぁ、姫さま息をお整え下さい。」
「早く・・早く呼んで下さいっぅく・・はぁ、はぁ、あぁ、あぁ、んあぁぅぅ・・ふっくぅぅ・・はぁ、はぁ・・」

浦島が広間に駆け付けると、部屋の中央に敷かれた布団の上で侍女に背中を支えられ薄い襦袢一枚で白い足を大きく広げ苦痛に悶える乙姫の姿がありました。
「乙姫さま!」
浦島が声をかけると、乙姫を支えていた侍女が
「浦島様、早くこちらへ!」
と浦島を招きました。
「乙姫さま、浦島様がお着きになりました。」
「あぁんっはぁ・・っはぁ、っはぁ・・浦島様・・んっくぅ・・ぅ・・私を・・っはぁ、はぁ・・さ、支えて・・下さいぃ・・っ」
浦島は侍女と入れ替わり乙姫を支えると、汗で襦袢が張りつき中の素肌が透けて見えていました。
「浦島様っ・・っはぁ、はぁ・・この子・・が・・産まれる時にはぁっっ・・んはぁ、っくっはぁ、ぅはぁ・・
 あなたの・・手っっでぇ・・ああぁぁ・・っと、取り上げて・・はぁ、はぁ・・下さい・ませ・・」
「わかりました。お約束いたします。」
「っっあうぅぅぅっ!あぁっいったぁぁいぃ・・うっぐぅぅぅ・・」
次々に襲う痛みに乙姫が叫びを上げると、先程まで姫を支えていた侍女が大きな腹越しに姫の足の間から顔を出し
「姫さま!まだ息んではなりません!今しばらく我慢を!」
とたしなめました。
「やぁぁああっ・・もう、もう無理ですっ!い・・息ませてぇえ・・んああぁぁっ」
乙姫は体を仰け反らせ叫び続けました。
すると突然乙姫の膣から大量の羊水が溢れだしました。
「姫さま、破水いたしました。」
乙姫の足の間にいた侍女が再び顔を上げそう告げると
「はぁ・・はぁ・・はぁ・っ息めるの・・ですか?・・もう我慢・・できないのでっ・・す・・はぁ・・はぁ」
「はい、痛みの波に合わせて息んでくださいませ」
「わ、わかりました。・・ふぅ・・ふぅ・・はぁ・はぁ・あぁ・・あぁきたぁぁ・ふんむぅぅぅぅううっ・・っはぁ・っはぁ」
乙姫は痛みの波に合わせ必死に息みました。
「っんぅああぁぁぁっ・・はぁぁ・はぁぁ・・はぁ・・あっくうぅぅぅっ・・あっあぁ・・出る・・頭がぁ・・きゃあああぁぁぁ・・頭がっんぐぅぅ・・」

ずぢゃっ・・
「っっあぁ!・はぁ・はぁ・出・・た?」
乙姫は膣が大きなものが抜ける感覚に身を震わせ侍女に尋ねました。
「はい、姫さま。お顔が出てきてございます。」
侍女はそう言うと浦島の横へ来て
「浦島様、ここからは浦島様の出番でございます。しっかりとお子さまを取り上げて下さい。」
と言い浦島と入れ替わりました。
ところが浦島は先程まで侍女が座っていたところに座ったものの乙姫の体から頭だけを出した赤ん坊を前に浦島は
「あの、私は何をしたら?」
と、オロオロしていました。
「お子さまの頭に手を添えてください。姫さまの息みに合わせて外へ出してさしあげるのです」
侍女にそう言われ浦島が赤ん坊の頭に手を添えると
「あっはぅん・・」
出産により膣が過敏になっている乙姫が声を上げ、浦島は驚いて手を引っ込めました。
「っはぁ・はぁ・ごめんなさい・・大丈夫・・はぁ・ですから・・手を・・はぁ・はぁ・・もう・・
次の波が・・・来・・そうなんですぅぅんああぁぁぁっ・・きたぁぁ・・ああぁぁぁっ出してぇぇっ・出してくださいぃぃっ・・ああぁぁ・・」
っじゅっぼ・・
乙姫の声に浦島が慌てて赤ん坊の頭を持ち軽く引っぱると、体が胸まで一気に滑りだしてきました。
「あぁっ・・あぁっ・・産まれる・・はぁ・はぁ・・出るぅぅ・・あぁ・・」
「もう息んではなりません!浦島様お子さまを掴んでいてください。姫さま短く息をしてくださいませ」
「はぁ・はぁ・はぁ・はぁ・あぁ・はぁ・あぁ・あぁ・・浦島様ぁ・・あぁ・はぁ・はぁ・ああぁぁ産まれるぅぅぅうっ・・あぁぁあ・・」

ずっずりっずりっずっぼぉっ
「っっあっあぁ!はぁ・はぁ・はぁ・う、産まれ・・た?・・浦島・・様?」
返事のない浦島の方を乙姫が体を起こして見ると、放心状態の浦島の手に女の赤ん坊が抱かれていました。
「浦島様、稚児を私に抱かせてください。」
「え?あ、はい。どうぞ!」ぼうっとしていた浦島は乙姫に手を差し出されるとその手に赤ん坊を抱かせ、二人の姿を愛しそうに見つめていました。

その後、浦島は乙姫と子供と三人で龍宮城で幸せに暮らしました。



~END~



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