一部、読みやすさを考慮し、改行を入れさせて頂いた部分がございます。(熊猫)
一部、読みやすさを考慮し、文字の色を明るい水色から黒色へと変更させて頂きました。(熊猫)
一部、明らかなミスタイプがございますが、そのままにしてあります。(熊猫)
投稿日 : 2008/12/10 23:30 投稿者 : 無名 僕の名前は、陽一。皆からは、鉄人と呼ばれている。 その理由は、僕が、鉄人28号のお面を被っているから。 今日から、僕のクラスに、乳の大きい女の子が、やってきた。 名前は、ユミと言った。 投稿日 : 2009/01/17 23:17 投稿者 : 熊猫 ユミは担任の指示で僕の隣の席に座った。 僕の隣だけが空いていたのだ。 ユミは越してきたばかりだったので、教科書を持っていない。 自然と僕と机をくっ付けて教科書を見ることになった。 が、僕は教科書なんか見ていなかった。 すぐ隣にいるユミを見ていた。ユミの雪のように白い顔を。耳にかかるほつれ毛を。 そして、冬服の上からでもハッキリとわかる大きなおっぱいを。 ユミはとても社交的な子で、すぐに友達もできたようだったが、それでも何かと僕に話しかけてくれた。 そして時は流れ、3月のある日、 忘れ物に気がついて教室に戻るとユミがいた。 ちょうど夕陽が窓際にたたずむユミの姿を照らしている。 天使のようだ。僕は思わず見とれてしまった。どのくらいそのまま見とれていたのだろう。 ユミが僕の気配に気がついて振り向いた。 「あ、鉄人クン。どうしたの?忘れ物?」 「うん。現国の教科書忘れた。明日テストだから」 言い終えてから、ユミの頬が濡れているのに気がついた。 言わない方が良いのかな? おそらく怪訝な表情をしていたのだろう。 「へへっ。夕陽って痛いんだね」 泣き笑いの表情で言わなくても。今ドキ誰もそんなベタなこと言わないよ。 うわぁ、気まずいな。こんな時、どうしたらいいかわからない…。 そのまま、固まっている僕に向かって、まるで独り言のようにユミは話し出した。 「あのね、私ね。いじめられてるの。安倍さんとかに」 それは知っている。結構有名な話だ。というか、不良グループのリーダーである安倍自身が言いふらしてることだ。 「でね、最初は靴隠されたり、画鋲が入っていたり。よくあるようなことだったの」 それも安倍が言いふらしていた。途中で転校してきたユミがクラスのアイドルになったのがゆるせなかったらしい。 あの手この手でシメてやった。と得意げに言いふらしていた。 「でもね。だんだんとエスカレートしていったの。それで…、それでね……」 涙ながらに語るユミ。だけど僕は、やっぱりキレイだな。とか、 さらに大きくなったように見えるおっぱいに気をとられていた。 しかし、少し躊躇した後、彼女が放った一言が僕の幻想を打ち砕いてしまった。 投稿日 : 2009/01/18 00:23 投稿者 : 熊猫 「私ね…、私…、レイプされたの…安倍さんが…、それで……、わたし……」 もうユミの言葉は聞こえてこなかった。まるで、壊れたラジオのように途切れ途切れに彼女の声が耳に届く。 が、その声はきちんとした意味を成さない。 「私妊娠したんだ。知らない人の子……。私どうしたらいいか、わかんないよ」 ユミはそのまま泣き崩れてしまった。 僕もどうしたらいいかわかんないよ。とりあえず、彼女の近くの席に座らせ、ハンカチを貸してあげた。 「それは、間違いないの?その…、妊娠は……」 「うん。90何パーセントの確立だって。検査薬を買ってきたの」 それは間違いないんだろうな。90何パーセントじゃあな…。 「堕ろせば、いいんだろうけど…。そんな大金ないし、親にバレたら殺されちゃうよ。わたし…」 そして彼女はまた転校して行った…。担任もどこに引っ越したかはわからないのだと言う。 だけど、僕は知っていた。彼女は隣の県にすむ遠縁の親戚の家に預けられているのだ。 結局、つわりが酷く、親にバレてしまい、泣く泣く親戚の家に預けられ、そこで、子供を産むらしい。 産んだ後は、孤児院だか、誰かにあげると言っていた。 僕はそれから一所懸命に勉強した。隣の県には大学があり、僕の今の学力では少し厳しかったからだ。 一年が過ぎ、がむしゃらに勉強した僕はなんとか隣の県の大学へと進学する事ができた。 この間も、ユミとは連絡を取り続けていた。子供が産まれた話は聞かなかったが、彼女的にも話したくない事なのだろうと勝手に思っていた。 大学近くに寮を借りてそこに住む事にした。もちろん、ユミも一緒にだ。 半年振りにユミのケータイに電話してみた。 寮の近くの公園で会う事にした。 約束の少し前に着くと、ベンチに腰掛け、ユミを待つことにした。 約束の時間を30分過ぎても、ユミは現れなかった。 一度電話してみよう。ユミのケータイにかけてみる。 向かいのベンチに座っている妊婦も誰かと待ち合わせをしているらしく、さっきからそわそわと落ち着きないそぶりをしていたが、 同時に電話をかけ始めたのが見えた。妊婦ってケータイ ダメなんじゃなかったっけ?電磁波がどうのって。 そんなことを考えながら、電話がつながるのを待つ。 「おかけになった電話は、ただいま話中です」 話中って。すぐに電話を切って、ベンチに座りなおす。 見るともなしに見ると、向かいの妊婦も繋がらなかったらしく、少しいらだたしげに電話を切ったとこだった。 苛立たしそうに、天に向かってため息を付いた後、愛おしげに大きく膨れたお腹をさすっている。 妊婦だけあって、今にも破裂しそうな大きなお腹だ。 そして、お腹の上のおっぱいもゆったりめに作られているはずのマタニティードレスでさえ、窮屈そうなほどに巨乳だった。 10分ほど、その巨乳妊婦を見ていたが、もう一度ユミにかけてみることにした。 数回コールがなった後、繋がった! 投稿日 : 2009/01/18 00:40 投稿者 : 熊猫 「あの…、ユミ…?今どこ?場所わからないんだったら、迎えに行こうか?」 「わたし?今公園……。えっ…」 ケータイから流れる声と、向かいから漏れ聞こえる妊婦の声。 同時に顔を上げる。 妊婦もケータイを頬に当てて、びっくりした顔をしている。まさか……! 「ユミ…、なの…?」 「鉄人クン…?」 向かいの巨乳妊婦はユミだった。 「もう、お面してないんだね。わからなかったよ」 「そりゃあ、もう大学生だからね。ってゆうか、そのお腹…何?また妊娠したの?」 「違うのよ。まだ、産まれないのよね~」 いや、ありえないし。妊娠したと告白されたのは、ほぼ一年も前のハズ…。 「いや、産まれないのよね~。じゃないでしょ。大丈夫なの?」 ゆったりとお腹を撫でさすっている場合ではない。ユミに悪影響はないのだろうか。 「大丈夫なんじゃない。まあ、早く出てきてほしいけど」 とりあえず、寮へ行く事にした。もはや、一人で歩くのもかなりしんどそうだ。 寮で同棲してから、数ヶ月。カレンダーはすでに8月になり、一番暑い時期を迎えていたが、 ユミのお腹の子はまだ生まれなかった。すでに、お腹はすでに限界を突破しており、一人で起き上がれないほどになっていた。 冗談半分で、産まれないんじゃないの?なんて言っていたのだが、もはや冗談ではなくなっていた。 投稿日 : 2009/01/26 22:21 投稿者 : 無名 ユミ「Hしよ。」 鉄人「えっ。えー。」 そして、ボクとユミのHが始まった。 投稿日 : 2009/02/16 22:37 投稿者 : 熊猫 ユミによると、精液は陣痛促進剤になるのだそうだ。ユミの指示でまずはおっぱいを揉んでみた。 元々大きかったが、母乳を作るためにさらに大きくなっている。こぶりのメロンぐらいはありそうだ。 服の上からおっぱいを揉みしだく。 「あっ…うぅん…。あぁ」 ユミが熱い吐息を漏らす。しばらくすると、硬くなった乳首から何か液体が出てきた。 もしかして、母乳…!? 「ちょっ、ユミ。何か出てきたよ」 「あっ、あ……。え?な、なぁ、、何? おっ、おっぱいじゃ…あん。ないかしら…ああん」 ため息にも似た声を漏らしながら、怪しげに笑うユミ。 「あ、あのね…ぅん。おっぱいが出るとね、子宮が収縮して、陣痛が進むんだって」 「へぇー、そうなんだ…」 思わず感心してしまう。どこからそんな知識を手に入れたのか。 「ちょ、ちょっと。手を止めないで!今度は、おっぱい揉みながら、下も…」 感心して、手を止めてしまっていた…。下も、って…。 ご希望通りに片手でおっぱいを揉みながら、下にも手を伸ばす。 またしばらくして、液体が出てきたが、今度は驚かない。手も止めない。 「あっ、イイ……。ぅん。いいわ。入れて」 すでに僕のイチモツは準備万端整っている。パンツを下げ、ゆっくり入れてみる。 「あ、ああぁ…。イ、イイィ…」 ユミの反応も上々だ。本能に任せ、ピストン運動はだんだんと勢いを増していく。 「あっ、あっ、あぁ…。あっ、あっ。イ、イクゥゥ…」 ユミよりも僕の方が先に達した。何か出そうな気がする…。最後に一突き。熱い衝動がほどばしる。 「はぁ、ああぁ…ア。イ、イイィ……。イ、イク…」 ユミが一瞬、ビクッとなったかと思うと力が抜けたように、ぐたっとなった。 投稿日 : 2009/02/16 23:03 投稿者 : 熊猫 「はぁ…、ぅんん。おかしいわね。始まらないわ」 そんな効果テキメンなものだろうか。 「ねぇ、またおっぱい揉んでみて」 ユミは横でぐったりとなっている僕に向かって、顔だけ向けて僕にささやいた。 正直言うと、ただでさえ暑い室内で、シャワーでも浴びたかったが、言うとおりにすることにした。 しかし、僕の体は正直だった。さっきまで揉んでいたユミの張りのあるおっぱいの感触がまだ手に残っていたし、 また僕のムスコは元気になっていた。 そのまま、手だけ伸ばしてユミのおっぱいを揉んだ。 <グルグルグルゥーーーー> どのくらい、ユミのおっぱいを揉んでいたのだろう。ユミのおなかが派手に音をたてた。ふと時計を見るともうお昼だ。 「お昼、食べようっか」 ユミに一言言ってから、台所へ向かった。 「私、要らない。アイスだけでいい」 はいはい。わかりましたよ。最近、ユミはアイスばっかり食べたがる。 あまりに暑くて、他の食べ物を受付けないのだそうだ。 自分の分を適当に作って、ユミにアイスを取ってきてやった。 お昼を食べようとしたら、ユミが黙って僕の目の前にスプーンを突き出した。 アイスを特大の容器から掬ってユミの口に持っていってやる。 アイスを一口 口に入れたところで、ユミがおなかを押さえて、苦しみだした。 「い、イタッ…。お、お腹、イタイ……」 陣痛…?始まったのか?? 「病院、行こう!きっと陣痛だよ」 「そ、そうかも」 ユミを助け起こそうと肩に手を伸ばした。しかし、ユミの体はとても重く、壁にもたれさせて、やっとのことで立ち上がった。 お腹の重みで、前のめりになる。あわてて、ユミの前に回る。 しかし、支えきれずに、ユミが一歩踏み出したところで、崩れ落ちた。 「いっ、イタ…。あっ、あああ……」 両手でお腹を押さえながら、苦しそうにのた打ち回るユミ…。 僕はどうする事もできない。のた打ち回るユミに当たらないように、家具をのけていく事しかできない……。 「はあっ、ああ。いっ、いたぁーい!!」 とりあえず、ユミを落ち着かそう。コップに水を入れて、ユミの口へと運ぶ。 むりやり股を開かせ、子宮口を確認してみる。まだ見てわかるほど開いてはいないようだ。 投稿日 : 2009/02/18 15:50 投稿者 : しふ <グルグルグルゥーーーー> 「うっ、いたい、いたーい!」 <グルルグルグゥーーーー> 「あっ、ああぁーー!」 おかしい。 陣痛が来るたびに、ユミのお腹が地鳴りのように騒ぎ出す。 いや、逆かも知れない。 とすると、これは、タダの空腹の音ではない! 投稿日 : 2009/03/11 23:41 投稿者 : 無明 「トイレ……トイレ行かせて…お願い………」 そのユミの一言で気がついた。 アイスばかり食べていたから、ユミはお腹を壊してしまったのだ。 そしてユミを担いでトイレまで連れていった。 しかし女子トイレは遠く、仕方なく一番近くの男子トイレで用を足してもらうことにした。 「ユミ、大丈夫?」 ユミを担いでみてわかったが、とても重い。もともとそう太ってもいないので、この重さのほとんどはその大きなお腹の中の子供だろう。 「もう…ダメぇ……」 ユミがそこから少し歩いて、トイレが見えた時に、おしっこを漏らしてしまった。 それでも僕は気にすることなく、ユミを中の洋式トイレに座らせた。 その後すぐに、凄い音がした。 ひどい下痢だったようだ。 そしてユミは何とか自力で出てきて、部屋に戻って眠った。 でも、その後1週間しても産まれる気配はなく、いたずらに時が過ぎていった。 そして1ヶ月が経ったある日、ユミは衝撃的な告白をした。 「おなかの赤ちゃん、四つ子なの。」 子供がユミのお腹の中で動くとき、いろんなところで動いていたことの意味がわかった。 そして、その日の夜、独りで風呂に入れないユミの体を僕が洗ってやっている最中にそれは起きた。 1メーター半はあるユミのお腹を洗っていたら、ひときわお腹が固く張った。 陣痛が始まったのだ。 投稿日 : 2009/04/15 21:55 投稿者 : 熊猫 ユミの股間からボコボコと泡のようなものが溢れ出してきた。 「ユミ!大丈夫!?」 「う…、うん…。なんとか、ね……」 ユミはそういうが、子宮が収縮を始めたので、振動で風呂の水が波打ち、大嵐の海のようになっていたし、 ユミの顔には大粒の汗が浮かんでいた。 「ぅ、うわぁ……、ああっ……!」 ユミがいきむと、なにやら黒いものが出てきた。赤ちゃんの頭だ! 僕の握りこぶしくらいだろうか。黒い物体は徐々に産まれ出ようとしていた。 「あっ……、ああぁ……、あ、ふ、ぅんんっ……!」 何回かいきむと腰の辺りまで出てきていた。 「ユミ!もうちょっとだ!がんばれ!いきめ!」 「ああっ…、う、ううんんっ……」 ユミは顔を真っ赤にし、いきんでいる。とても美しい……。 僕は思わず、ユミのほっぺにキスしてしまった。 「あっ…、あぁ…。ええっ、ちょ、ちょっと……!」 「ごめん。あまりにユミが美しかったものだから」 ユミは少し笑った気がした。 「うっ…、はぁっ…。わ、わたしは、くっ、はあぁ…。大丈夫だからっ…。タオル…、た、タオル…、とって、うぅん…」 「よしきた!」 ぼくは脱衣所に戻り、ありったけのタオルをかき集める。 ユミの大きな身体を拭くのに一枚じゃ足りなくなってきたので、何枚か常に用意してあったのだ。 あわてて、浴室へと戻ると、赤ちゃんはすでに産まれていた。 ユミが、陣痛の合間合間に赤ちゃんを掴もうとして、身をかがめようとしたが、 一メートル半はあろうかという大きなお腹が邪魔をして足元の赤ちゃんはおろか、自分のお腹さえ手が届いていなかった。 投稿日 : 2009/04/15 23:02 投稿者 : 熊猫 僕はあわてて、あかちゃんをすくった。 片手に乗るぐらい小さい……。 タオルで丁寧に、身体に付いた水分をぬぐってやる。 「おぎゃぁ!おぎゃあぁ!」 産声だ!なにか体中に熱いものがほどばしる! ユミにも見えるように、赤ちゃんをすこし持ち上げてやる。 「ユミ!男の子だよ!」 「うん…!タオル、足りないかも…。あとハサミ…!」 そうだ!ハサミ…。赤ちゃんはまだへその緒で繋がっている状態だ。 赤ちゃんをお風呂のふちに置いて、まるで転がるようにして室内へ戻る。 ハサミってどこにあったけ……?? 「んっ……、はああぁ…!」 ユミのいきむ声がここまで聞こえてくる。きっと隣近所にも聞こえてるんだろうな……。 そんな事が頭をよぎる…。 今は、ハサミ! ようやく、引き出しに仕舞ってあったハサミと、洗濯物として畳んであったタオルを取り、浴室へと戻る。 浴室へと戻った僕は、心底びっくりした。すでに3人の赤ちゃんが産まれ出ていた……! しかも、ユミのお腹は少しも小さくなっていない! どういうこと??4つ子じゃないの……!? とりあえず、さっき産まれたばかりの3人の赤ちゃんをタオルで拭ってやり、次々とへその緒を切っていった。 その間にも、ユミの陣痛は続いていて、とても苦しそうだ。 「ふんっ…、はあぁっ……。んあああっ……」 また頭が出てきた…!今度のは少し大きそうだ。 「んっ、はあぁっ……、んんっ、んぁ、ふぁああ!」 ユミはかなり苦しそうだ。僕はただ、汗を拭い、お腹をさすり、励ましてやる事しかできない……! 投稿日 : 2009/05/21 22:54 投稿者 : 熊猫 ユミの顔にへばりついた前髪をととのえてあげる。 子宮の収縮によって大荒れの大海と化したお湯はすでにほとんどなくなっていたが、ユミの全身は、まるで大雨の中にいるようにびしょ濡れだった。 「んんっ……、あぁああっ……」 ユミがひとたび息むと、スポンと赤ちゃんの頭が出てきた。 「んんっ…、あああぁー」 再び息むと全身が出てきた。 ユミも5人目となると、コツを掴んできたのか、苦しそうでは有るけれど、先ほどよりかは比較的すぐに赤ちゃんが出てくる気がする。 すばやく、へその緒を切って、タオルにくるんでやる。僕も5人目となると手馴れたもんだ。 ユミは、その後3人産み落とし、ユミのお腹にいた赤ちゃんは9人だった。 とてもじゃないが、貧乏アパートの浴室にはすべて置けないので、リビングにタオルを敷いて、赤ちゃんを並べる。 9人いっぺんに泣かれたら、うるさいなんてもんじゃないが、しょうがないよね。 浴室に戻り、ぐったりしているユミを見舞う。 「ユミ、よくがんばったね。9人もいたよ。9人だよ!野球チームができるよ!」 ユミは黙って、微笑む。その姿はまるでボサツのように神々しく、美しい微笑だった。 僕は思わず、その額に軽くキスをした。 その2年後、ユミが僕たちの子供を産む事になるのは、また別のおはなし……。 ― 完 ― |